『朝イチの「ひとり時間」が人生を変える Kindle版 無料サンプル』文響社(出版)、キム・ユジン(著)、小笠原藤子(訳)(Amazon)を読んだ感想です。商品未購入。
本サンプルは目次前で終わる。
目次は購入を決める際にいちばん目を通したい場所なんだけどなあ。
さて、前書きで著者は今でも早起きはきついと言っている。
つまり本書を読んでも早起きが楽にできるようにはならないというわけだ。
早起きしたい人が一番ほしいと思われる情報がないのだ。
ならばこの本にはいったい何が書かれているというのか?
それらはすべて表紙に書かれている!
まず、「早朝」は唯一思い通りになる魔法の時間!!
これは目から鱗だった。
帰宅時間は毎日違うので、一日の終わりにとれる自由時間の確保はコントロールが難しい。だけど朝なら起床時間次第でいくらでも好きな時間がとれるというのだ。
これまで僕は、朝はどんなに早く起きても決まった時間に家を出なければならないから忙しいという考えにとらわれていた。しかし、決まった時間にゴールがあるなら、スタート時間をコントロールすればよいのだ。そしてそれは朝にこそ可能というわけだ。
つぎに、アラーム開始後の「5秒」が1日の明暗を分ける!!
これは同意。
恐らくこれは寝るか起きるかの葛藤の時間であろう。僕はここに10分近くかけてしまうが、著者は5秒でできるようだ。これは目標にしたいところ。
休日に遊びで遠出するために早起きするケースでも、覚醒直後は葛藤が生じることがままある。いま起きて充実した一日をとるか、このまま惰眠をむさぼるかの葛藤で10分くらいかかってしまうのだが、起きられるときというのはやはり覚悟がちがう。覚悟は言いすぎか。気持ちくらい?
起きられない時は寝る前の時点で、別にやりたいこともあったりして迷いがあるときが多い。起きられなかったらいいやみたいな気持ちで寝たケースだ。早起きの秘訣として、早起きして何がしたいかの明確なビジョンをもて!というのはどの早起き本にも共通して書かれていることだけど、ここでその重要性を再確認。
そして、「急ぐ」のではなく「早く始める」ことが大事
これは何を言ってるのであろう?
言葉通りに受け止めるなら、言葉通りだよなあ。しかし前の二つのメッセージのセンセーショナルさに比べるとド正論すぎて見劣りする気も。となると別の意味が?